ブログの書き方

【初心者向け】ブログで何を書くべきかわからない方へ!最初の記事の書き方を解説

【初心者向け】ブログで何を書くべきかわからない方へ!最初の記事の書き方を解説

こんにちは。ぬの(@the_nunoblog)です。

学習者
ブログを始めたばかりなのですが、正直何を書けばいいか分からず手が止まってしまいます。ブログって最初はどんなことを書けばいいのでしょうか?

ブログで最初の記事を書くとき、多くの人が意気込んで書きますよね。誰だってよい記事を書いて、たくさんの読者に読んでほしいものです。

そんな意識が先行して、「なかなか記事作成が進まない…」とお悩みではないでしょうか。

実は「最初の記事」では、それほど完成度を気にする必要はありません。

今回の記事では、ブログで「最初の記事」が重要ではない理由とブログを始めたばかりの人の記事の書き方について解説していきます。

簡単な自己紹介

THE NUNOBLOGの管理人「ぬの」のプロフィール

本記事を書いている僕は、Webマーケティング歴(ブログ歴)5年です。

「サクキミ英語」という英語学習ブログを副業で始めて、毎日コツコツと1060記事を送りこんでいたら、毎月100万円以上、最高月収300万円を稼げるようになり、2021年9月にプロのフリーランスWebマーケターとして独立しました。

そこで、時間ができたため、5年間勉強してきたWebマーケティングの知識を何か活かせないかと思い、このTHE NUNOBLOGを立ち上げて、僕が今まで積み上げてきたWebマーケティングの知識をアウトプットしていきたいと思っています。

このTHE NUNOBLOG【ぬのブログ】では、

「THE NUNOBLOG」のコンセプト

「月収300万円のプロWebマーケターが、1からブログを作ったら今からでも稼げるのか」

⇧上記をコンセプトに、ただインプットするだけでは定着率が低いしつまらないので、何なら僕の得意なブログで、学んだ内容や実際にブログを作っていく過程をアウトプットしながら、Webマーケターとしてさらなる高みを目指して成長していく過程を残す備忘録ブログになっています。

実際に現役バリバリで月100万円以上稼いでいるサクキミ英語の生のデータも公開しながら解説していくので、もし「副業ブログで稼いで収入の足しにしたい方」や「ブログで月100万円稼いで時間や場所に縛られずに自由な生活を送りたい」と思っている方には、最短最速で最も効率よく、ブログで稼げる価値ある情報を提供できるのかなと考えています!

ちなみに、当ブログを立ち上げた経緯や直近の目標などは下記の記事でさらに詳しく書いているので、興味を持っていただける方は、Twitterのフォローと一緒にぜひ読んでみてください^_^

※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。

結論:ブログは何を書いてもOKです【悩む必要なし】

結論:ブログは何を書いてもOKです【悩む必要なし】

まず、大前提になりますが、ブログはどんなことを書いてもOKです。

ブログで何を書けばいいか分からない3つの理由

ブログで何を書けばいいか分からなくなる主な理由は、下記3つです。

ブログで何を書けばいいか分からなくなる理由

  1. 書きたいことが思いつかないから
  2. 他に詳しく書かれた記事があるから
  3. なるべく稼げる記事を書きたいから

上記の3つですね。

実は、これらの3つの悩みは細分化することができます。

1つずつ分解すると、

  • やりたいことの軸(伝えたいことが先にある)
  • できることの軸(自分の提供価値が先にある)
  • 求められることの軸(他者ニーズが先にある)

という3つの軸に分解することが可能です。

ブログで何を書けばいいか分からないという人は、上記のいずれかに当てはまる形で、何を書けばいいか分からなくなっています。

解決策としては、この3つの軸の中で、あなたが大切にしたい軸でブログ記事を書いていくということです。

例えば、僕の場合は「できることの軸」×「求められていることの軸」の2つを掛け合わせて、ブログノウハウやSEOに関する記事を書いています。

人によって、「やりたいことの軸」で書きたい人もいるでしょうし、「できることの軸」で書きたい人や、僕みたく軸を組み合わせた形で書きたい人もいるはずです。

なので、まずはどんな軸でもいいので、自分が大切にしている軸で記事を書いていきましょう。

ただ、これは僕の経験談ですが、やりたいことの軸で書きたい人もいると思いますが、ブログを10個以上作ってきた僕の経験からすると「やりたいことの軸」で物事を進めると挫折することが多いです。

実際に僕は下記のように迷ったあげく、「自分にできることの軸」で情報発信をすることに戻しています。

月収300万円をブログで稼げた慢心から大事なことを見失い調子に乗っていました。
筆者

ブログ記事は読者ニーズを満たせばOK

「やりたいこと・できること・求められていること」の3つの軸のうち、どれで記事を書いてもいいのですが、読者ニーズを満たすことは意識しましょう。

なぜなら、読者が知りたいニーズを満たす中で、ブログのマネタイズが可能になるからですね。

例えば、「自分が大好きな穴場カフェに関しての記事」を書くことを事例にして、読者が知りたいことを意識した文章と、そうでない文章の2つを見てみましょう。

読者ニーズを意識した文章

本日は、新宿駅から徒歩3分でいけるおすすめの穴場カフェを紹介します。

カフェAの魅力は、オーナーがじっくりと時間をかけて作っている水出しコーヒー(1杯600円)でして、夏場においしく飲める東京No.1のアイスコーヒーです。

美味しいコーヒーが飲めるだけでなく、WIFIとコンセントも完備されており、フリーランスの作業場や、大学生の勉強の場としても使うことができますよ。

読者ニーズを意識していない文章

先日、僕が一番好きなおすすめのカフェにいってきたので紹介します。

僕が東京で一番美味しいと思う「水出しコーヒー」を飲めるカフェAは、雰囲気も良くて、長居もできるのでよく利用しているカフェです。

マスターも優しい人柄で、何回も通っているうちに顔を覚えてもらい、毎回いくと水出しコーヒーを出してくれるようになりました。皆さんも、行ってみてください。

上記を見比べるとわかると思いますが、同じカフェを紹介する記事でも、前者は読者が知りたいことを客観的に書いており、後者は主観的なことだけ書いています。

このように、自分の好きな場所を紹介する記事1つとっても、読者が知りたいお店の特徴や基本的な情報を掲載することで、記事を読むべき理由が生まれます。

自分の書きたいことを書くという軸と、読者のために客観的に書くことは共存できるはずです。

どんな記事を書くときも、読者視点を意識してブログを書くようにしましょう。

ブログでは「最初の記事」はそんなに重要じゃない

ブログでは「最初の記事」はそんなに重要じゃない

ブログを始めるとき、最初の記事に気合いを入れるでしょう。しかし、最初の記事は重要ではありません。

なぜなら、ブログ公開直後に書いた記事はアクセスが少なく、人目にあまり触れないからです。

ブログでアクセスを集める方法は、SEO・被リンク・SNSなどがあります。

SEOは検索エンジン、被リンクはブログランキングや相互リンク、SNSはTwitterやFacebookからのアクセスです。

なかでも検索エンジンからのアクセスが主となりますが、いくつかの記事を書き、ブログのドメインが評価されてからアクセスが増えてきます。

そのため、公開時点の「最初の記事」にはアクセスがほとんど期待できません。最初の記事は人に見せるためではなく、自分がブログに慣れるためのステップだと考えましょう。

ブログではまとまった量の文章が必要ですが、慣れていないとなかなか長い文章を書くのは難しいものです。あれこれと書きたいことを考えていても、文章にできず記事作りが進まない人もいるでしょう。

まず、ブログのおおよその方向性を決め、練習と思って最初の記事を書き始めてみてください。

よくある自己紹介の「記事」は不要

「最初の記事」として「自己紹介」をいれるブログを多く見かけます。「初めまして」から始まり、自分の性別や年齢、趣味、仕事、来歴などを記事にしたものです。

実はこのような「自己紹介」記事は、ブログには不要です。

読者は、自分の疑問を解決したり、興味のあるジャンルの文章を読んだりするためにブログを訪れます。

訪問時点ではあなたの来歴や趣味、性別、年齢に興味がある読者はほとんどいませんので、自己紹介を最初の記事とするのは控えましょう。

ただ、僕の場合は自己紹介を書いています。それにはある理由がありまして、いつかその理由を説明しようと思いますが、僕のTwitterをフォローしてもらえればわかるかと思いますので、もし良ければフォローしてもらえると嬉しいです^_^
筆者

プロフィール自体は重要

プロフィール自体は重要

自己紹介の記事は不要ですが、ブログにプロフィールを掲載しておくことは役に立ちます。

Googleはコンテンツを評価するときにE-A-Tを重視します。E-A-Tとは専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)のことです。

E-A-Tの1つである信頼性は、ユーザーにとって信頼できるサイトかどうかをあらわしており、どんな人が記事を書いたかによって判断されます。

そのため、ブログのプロフィールページやサイドバー、記事のフッターにあなたのプロフィールを記載しましょう。

くわえて、「問題解決に役立つ記事を提供しているあなた」に読者は興味を持ちます。

記事を読んだあとに、どんな人が書いたのか知りたいと思うでしょう。そして、魅力的なプロフィールなら、読者があなたのファンになるかもしれません。

自己紹介の記事は不要ですが、プロフィールを記載しておくことはSEOにおいて重要なのはもちろん、ファンの獲得にも有効ですので、プロフィールはしっかり作り込みましょう。
筆者

最も重要なことはブログの方向性・テーマを決めておくこと!

最も重要なことはブログの方向性・テーマを決めておくこと!

ブログを始めるにあたって、最初に決めておきたいのがブログの方向性やテーマです。

さまざまなテーマを扱うブログを「雑記ブログ」、1つのテーマに特化したブログを「特化ブログ」と呼びます。

雑記ブログの特徴

雑記ブログはいろいろなテーマを書けるため、ブログネタに困ることが少ないです。また、そのときのトレンドを取り込めるため、トレンドアフィリエイトにも向いているでしょう。

一方、ほかのブログとの差別化が難しいことや検索流入が伸びづらいこと、収益性が低いことがデメリットです。

特化ブログの特徴

特化ブログは1つのテーマに特化しているため、Googleから専門性が高いと判断されます。そのため、検索流入数が伸びやすく、ほかのブログとの差別化も容易です。

特化ブログは、雑記ブログと比較して収益性が高くなる傾向にあります。しかし、記事のネタに限りがあることや、専門知識が必要とされることがデメリットです。

自分が興味・関心のあるテーマを選ぶべき!

特化ブログと雑記ブログのどちらにするにせよ、自分が興味・関心のあるテーマを選びましょう。

過去に10個以上のブログを作ってきた経験がある僕も少し調子に乗り、今流行のものに飛びついた結果上記の通りです。

また、最初は一つのテーマで始めたものの、書きたいテーマが増えて途中から雑記ブログにシフトする場合もあります。逆に、複数のテーマで始め、アクセスの多いテーマに特化していくケースもあるでしょう。

必ずしも最初から特化ブログか雑記ブログを決めなくても大丈夫です。

運営の中でテーマが変化することも十分あり得るので、ひとまず書き始めるためのテーマとして問題ありません。

「ブログの最初の記事」で初心者が意識するべき心構え6つ

「ブログの最初の記事」で初心者が意識するべき心構え6つ

冒頭でお話ししたとおり「最初の記事」はあまり重要ではありません。

「書き切る」ことを念頭に書いていきましょう。

ここでは「最初の記事」に関する6つの心構えを解説します。

最初の記事に関する心構え

  1. 最初から100点の記事を目指さない
  2. 文字数を気にしない
  3. デザインは気にしない
  4. 文章力がないことは当たり前
  5. アクセス数を気にしない
  6. SEOを気にしない

1.最初から100点の記事を目指さない

ブログの最初の記事は、完成度は気にしなくてOKです。

先に述べたように、最初の記事へのアクセスは期待できませんし、あとで何度でも書き直せるからです。

熟練のブロガーでも、一発で完成度の高い記事を仕上げるのは困難です。書き終わって公開し、その後に読み直してリライトすることもしばしばあります。

ましてや、まだブログを書き始めたばかりの初心者が、高い完成度の記事をリリースするのはほとんど不可能でしょう。

最初の記事は、ほかのブログと比べて30~40%程度のできでも問題ありません。それがその時の自分の最善を尽くした内容なら問題ないのです。

まずは文章を書く練習と、リリースを目的として取り組みましょう。

論文や報告書・メールとは異なり、何度でも書き直せる点がブログの魅力です。完成度や検索順位の低い記事は、数ヶ月後に文章スキルが上がってからリライトすればOKです。

2.文字数を気にしない

ブログ記事を書くときに、どれくらいの文字数があればよいのか気になる人も多いはずです。

結論からいうと、ブログ記事の文字数は気にする必要はありません。

というのも、ブログにとって重要なSEOに文字数は関係ないからです。

SEOで大切なのは文字数ではなく、記事で扱っているテーマに必要十分な解説がなされているかどうかです。たとえ文字数が1000文字未満でも、十分な情報が書かれていれば検索上位に表示されます。

読者にとって有益な記事とは、知りたい情報がしっかりと書かれている記事です。

文字数よりも、文章の読みやすさを重視しましょう。

3.デザインは気にしない

デザインは気にしない
せっかくブログを書くのなら、ブログデザインもおしゃれでかっこよくしたいものです。

しかし、ブログを始めたばかりの頃はデザインを気にしないようにしましょう。

ブログのデザインを気にし始めると、細かな部分まで直したくなるものです。変更したデザインがなぜかダサく感じて、何度も変更を繰り返す人も少なくありません。

そして、デザインにこだわり始めると、ほかの作業が手に付かなくなります。

たとえば、ブログによく使用されるWordPressでは、デザインの土台となるテーマが公式のものだけで9000種類以上あります。デザインにこだわるなら、テーマ選びだけで多くの時間が必要です。テーマのカスタマイズも含めれば、時間が際限なくかかってしまいます。

ブログを始めたばかりの頃は、デザインよりも記事を書くことに集中しましょう。いくら凝ったデザインにしても、アクセスは1つも増えません。

ブログのデザインは「読みやすい」「ブログの方向性と衝突しない」など、最低限のことだけ気を付ければOKです。

全くデザインを気にしないのはダメ

ただ、これも過去10個以上のブログを作ってきた僕の経験から言わせてもらうと、全くデザインを気にしないで始めるのは論外です。

最低限の設定は必要になります。

なので、おしゃれなブログデザインを作る22のコツ&参考サイト10選【テンプレートあり】で解説している内容については、最低限、設定して始めましょう!

僕が運営しているこの「THE NUNOBLOG」ともう一つの運営ブログである「サクキミ英語」はありがたいことにデザインがおしゃれとほめていただけることが多いです。

もし、デザインやWordPress設定で悩みなどあれば、お問い合わせからご相談いただければ、アドバイス等も行っているのでぜひ^_^
筆者

4.文章力がないことは当たり前

ブログ記事にとって文章はとても大切ですが、気にしすぎると筆が進まなくなります。

文章は十人十色で、同じテーマでも人によって大きく異なります。また、読者によっても好みの文章が分かれるでしょう。

つまり、文章に正解はありません。

ただし、多くの人が読みやすいと思う文章はあります。できる範囲で問題ないので、以下のことを心がけましょう。

文章のポイント

  1. 一文はシンプルかつ短めにする
  2. 「ですます調」「だ・である調」を統一
  3. 主語をはっきりと書く
  4. 同じ単語や言い回しを繰り返さない
  5. 箇条書きや表を活用する
  6. 誤字・脱字をよくチェックする

最初は難しく感じたり、時間がかかったりするかもしれませんが、数をこなすことで徐々に読みやすい文章を書くコツが掴めるはずです。

5.アクセス数を気にしない

アクセス数を気にしない

最初の記事を書いたあとの話ですが、記事を公開したあとに気になるのがアクセス数です。

しかし、ブログを書き始めた頃は、アクセス数を気にしないようにしましょう。

Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを導入することで、ブログのアクセス数がわかります。ただ、ブログを書き始めた頃はアクセスが伸びません。ゼロに近い状態が続くこともあります。

そこでやる気がなくなりブログを更新しなくなると、さらにアクセスは減少するでしょう。

一般的にアクセスが増え始めるのは100記事を超え始めた頃とも言われています。そのため最初は、アクセスが少ないのは普通のことです。

アクセスを気にし始めるのは、数十記事以上たまった時点からでよいでしょう。

6.SEOを気にしない

最初のうちは、SEOも気にしなくて問題ありません。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略語で、日本語で検索エンジン最適化のことです。記事の検索順位を上げ、検索流入数を増やすのが目的です。

ブログのSEO施策には以下のものがあります。

SEOに関する施策

  1. 適切なキーワードの選定
  2. タイトルや見出し、本文にキーワードを含める
  3. 目次の設置
  4. 画像にaltタグを使用する
  5. 関連ページへのリンクを貼る
  6. 適切なアンカーテキストの使用
  7. 記事の質を上げる

そのほかにも、細かなテクニックが存在します。

しかし、これらのSEO対策に気を取られていると、肝心の記事を書き上げることが疎かになります。

最初の頃は、記事を書き上げることだけで精一杯のはずです。SEOは気にせずに、自分なりの言葉で伝えたいことを書きましょう。

ブログを継続する中で、SEOを少しずつ学んでいくのがおすすめです。

ブログで最初の記事を書いた後にやるべきこと2つ

ブログで最初の記事を書いた後にやるべきこと2つ

ブログは、最初の記事を書くことがゴールではありません。最初の記事を書いたことで、ようやくスタートラインに立つのです。ここからブログを継続していかなければなりません。

ブログ最初の記事を書いた後に、最低限やっておきたい2つのことを解説します。

最初の記事を書いたあとにやるべきこと

  1. 書いたあとに「二度」読み直す
  2. 次の記事作成に取りかかる

1.書いたあとに「二度」読み直す

ブログを書いたら、「書いた直後」と「翌日以降」にそれぞれ一度ずつ読み直してみましょう。

長い文章を書くと、どうしても誤字脱字が発生します。また、書いている最中はわかりやすい表現だと思っても、後で読みづらく感じることもあるでしょう。

まず、書いた直後に誤字・脱字を中心とした見直しを一度行います。そして翌日以降は、文章の改善点チェックを主に行いましょう。

翌日以降だと、冷静な視点で自分の文章を眺められるため、ミスや改善点に気がつきやすいはずです。論理的に筋の通っていない部分がはっきりとわかります。

少しでも良い記事にするため、また文章力向上のためにも、二度読み直すことを徹底しましょう。

チェックするときは、「指読」や「音読」がおすすめです。「指読」とは、本を読むときに文字を指しながら読むことです。パソコンで指読を行う場合は、マウスカーソルで文字を指しながら読みましょう。

1文字ずつしっかりとチェックができ、声に出すことでおかしなところも見つけやすいです。

2.次の記事作成に取りかかる

ブログ初心者にとってもっとも大事なのは、記事作成に慣れることです。

長文の記事を書くことは、かなり疲れますし時間もかかります。ブログ初心者の場合、3000文字の記事に数時間以上かかることも少なくありません。

そのため、SEOや記事の完成度、文章のできよりも、記事作成に慣れることが重要です。

記事の推敲や校正も大事ですが、早々に次の記事にも取りかかるようにしましょう。

記事作成の数をこなして、ブログを習慣化してください。具体的にスケジュールを立てるのがおすすめです。更新する曜日を決めておく、毎日更新する、といった方法が考えられます。

2009年のデータで少し古いですが、総務省によれば、1年間ブログが続く人は全体の30%で、3年間継続できる人は3%ほどしかいません。(引用:ブログの実態に関する調査研究の結果、総務省、2009年3月

ブログは継続すればするほど成功率が上がります。競争相手がどんどん少なくなるからです。

どんどん記事を作成して、長く続けていきましょう。

ブログに慣れてきたら意識していきたいポイント7つ

ブログに慣れてきたら意識していきたいポイント7つ

補足として、ブログの記事執筆に慣れてきたら意識していきたい7つのポイントについて解説します。

SEOや読者の想定、文章構成、文章のでき、タイトル、収益化、アクセス解析など意識するべきポイントは数多くあります。

可能な範囲でOKです。意識して取り組み、記事作成スキルの向上に努めましょう。

スキルが向上するにつれて、質の高い記事が書けるようになります。そして質の高い記事が提供できれば、アクセス数の増加につながるはずです。

記事執筆に慣れてきたら意識したいこと

  1. どんな読者が読むか具体的に想定する(ペルソナ)
  2. 読者が知りたい疑問・問題と解決方法を意識する
  3. 記事構成を意識する
  4. 興味を惹くタイトルを考える
  5. 文章の書き方を意識する
  6. 収益化とアフィリエイトの検討
  7. Googleアナリティクス、Googleサーチコンソールへの登録

1.どんな読者が読むか具体的に想定する(ペルソナ)

どんな読者が読むか具体的に想定する(ペルソナ)

どんな読者が読むか想定することは、文章を書くときに大切なポイントです。想定読者のことを専門用語でペルソナと言います!

誰に何を伝えるかによって文章は大きく変わります。

たとえば、想定する読者がブログのテーマにおいて初心者の場合と上級者の場合では、伝え方や文章が異なるはずです。

読者を想定する理由は3つあります。

読者を想定する理由

  1. 刺さりやすい記事にするため
  2. 内容がぶれるのを防ぐ
  3. 読者を想定することで書きやすくなる

ブログ記事は誰かの問題解決のために書くことが多いです。その「誰か」がぶれていると、誰にも刺さらない記事になります。想定する読者はできるだけ具体的に思い浮かべましょう。

読者としてよく想定されるのは「過去の自分」「家族や友人」「会社の上司や同僚」です。自分の身近な人に対してアドバイスするような記事を書くとよいでしょう。

僕の場合は「過去の自分」に向けて書いてますね^_^

誰に向けて書くかが明確であれば、論理の飛躍や矛盾を防げます。また、読者を想定することで、言い回しや表現、どうすれば伝えられるか具体的に考えられます。

2.読者が知りたい疑問・問題と解決方法を意識する

ブログ記事は、読者の疑問を解決することを第一に考えましょう。

Googleで検索するとき、あなたには知りたい疑問や解決したい問題があるはずです。検索した結果出てくる記事は、それらの疑問や問題を解決するのに役立ちます。

同じように、読者は疑問や問題の解決方法が知りたくて、自分のブログにアクセスします

したがって、アクセス数を上げるためには、読者の疑問を解決する記事であることが必要です。

「読者の疑問」はキーワードで検索されます。そのキーワードを知ることのできるツールが、「ラッコキーワード」や「Keyword Tool」です。これらのツールにキーワードを入れると、関連するキーワードが表示されます。

ニーズのあるキーワードに答える記事を書いて、読者の疑問を解決しましょう。その記事が良質だとGoogleに認識されると、検索上位に表示されてアクセスアップにもつながります。

3.記事構成を意識する

記事構成を意識する

ブログを書くことに慣れてきたら、記事構成を作ってから記事本文を書いてみましょう。

記事構成とは小説のプロットのようなもので、どの順に何を書くか決めたものです。多くのブログでは、以下のような記事構成が使われています。

一般的な記事構成

  1. 導入部分
  2. 記事本文(疑問や問題の解決)
  3. まとめ部分

導入部分ではその記事がどんな記事で、何を解説するのかを伝えます。記事本文は、読者の疑問や問題解決のための文章です。最後に、記事の流れや結論についてまとめます。

記事本文は、トピックごとにいくつかの見出しを作りましょう。見出しはトピックをわかりやすく表現し、キーワードを含めてください。

4.興味を惹くタイトルを考える

興味を惹くタイトルを考える

タイトルはブログ記事の看板です。

タイトルの付け方によって、クリック率やアクセス数が大きく変わります。

以下の点に気を付けて、読者の興味を惹くような記事タイトルを考えましょう。

記事タイトルのポイント

  1. 記事タイトルは40文字前後
  2. 記事タイトルには必ずキーワードを含める
  3. 記事タイトルは記事全体を表わすものにする
  4. 興味を惹く数字や単語をタイトルに入れる

5.文章の書き方を意識する

ブログ記事は、わかりやすく読みやすい文章を心がけましょう。読みづらい文章では、すぐに読者がページを離脱してしまいます。

コツは数多くありますが、まずは文章の型を覚えるのがおすすめです。文章の型として有名なのがPREP法です。

PREP法とは以下の順序で文章を組み立てる方法です。

PREP法

  • Point(要点)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(要点)

文章の型を意識すると書きやすくなるうえに、読者にとってもわかりやすい記事になります。また、PREP法はプレゼンでも使われる手法で、文章に説得力を持たせる効果があります。

加えて、以下のポイントにも配慮できると文章がより読みやすくなります。

読みやすい文章のポイント

  • 同じ接続詞の連用は避ける
  • 同じ文末は2連続までにする
  • 無駄な単語を省き、シンプルに短くする
  • 遠回しな表現、難しい表現は避ける
  • 漢字を多くしすぎない
  • 誤字脱字チェックはしっかりと行う

6.収益化とアフィリエイトの検討

収益化とアフィリエイトの検討

ブログでアクセスが増えてきたら、収益化を目指しましょう。

ブログを収益化する主な方法は以下です。

ブログを収益化する方法

  • アフィリエイト
  • Googleアドセンス
  • Amazonアソシエイト

アフィリエイトとは広告プログラムの一種です。ブログ記事に広告を掲載し、その広告がクリックされて成約すると報酬が発生します。広告プログラムはASP(アプリケーションサービスプロバイダ)から配信されており、ASPに加入するとアフィリエイトを始められます。

Googleアドセンスは、Googleが配信するクリック課金型の広告プログラムです。Googleの審査に合格すると配信でき、1クリックにつき数十円程度の報酬が発生します。

AmazonアソシエイトはAmazonの広告プログラムで、Amazonの商品をブログに掲載して購入されると報酬がもらえます。報酬は商品価格の2~10%です。

記事が増えてきたら収益化のため、ASPやGoogleアドセンスへの申し込みを検討しましょう。

7.Googleアナリティクス、Googleサーチコンソールへの登録

ブログのアクセスアップや収益化のためには、さまざまなデータの活用が求められます。

ブログのデータ収集や分析には、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールがよく利用されています。

Googleアナリティクスは、無料のアクセス解析ツールです。PV数やユーザー数はもちろん、ユーザーの性別や年代、地域、利用ブラウザなども分析できます。

Googleサーチコンソールは、Web検索の分析ツールです。Googleサーチコンソールを設置することで、どんなキーワードでブログが検索されているのかわかります。また、Webページが抱えているSEO上の問題やエラーも発見可能です。

これらのツールは、ブログの改善のためには欠かせません。ブログ記事の作成が習慣化できたら、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールの導入を検討しましょう。
筆者

まとめ:ブログで何を書けばいいか迷うより手を動かそう

ブログで何を書けばいいか迷うより手を動かそう

今回は、ブログは何を書いてもOKですというテーマでお話ししてきました。

本記事のポイント

  • 「最初の記事」は重要じゃない。細かいことは気にせず、まずは書き切ろう
  • 「自己紹介」記事は不要。プロフィールは固定ページなどに設けよう
  • テーマは決めておくと良いが、こだわりすぎない(遊びを持たせておく)
  • 記事作成に慣れるまでは、とにかく記事を書き続けよう

ブログ初心者の永遠の悩みである「どんなことを書けばいいのか問題」に終止符を打てるように、「そもそもブログを書く軸は3つあるので、自分で軸を選びとればOK」という解決策を説明しました。

正直、正解はないのがブログの醍醐味でもあるので、固定概念にとらわれずに自分にあった方法で記事を書くことが重要です。

その際に、「読者視点」と「稼ぐための仕組みを意識すること」は絶対に忘れてはいけません。

ブログの継続ができるようになったら、読者やキーワードの想定、記事の構成、タイトルの付け方、文章の書き方、収益化、アクセス解析などを意識しましょう。

アクセスアップのためには、読者の問題を解決する記事を書くのが近道です。ブログで最初の記事を書いて、スタートラインに立ちましょう。

今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^_^

  • この記事を書いた人

ぬの(NUNO)

①大手不動産会社で5年間法人営業をしながら副業としてWebマーケティングを独学→②英語学習ブログで1060記事を毎日更新→③フリーランスWebマーケターとして独立→④約20名のフリーランスチーム結成→⑤Webスキルを習得して「IT業界へ転職」、「フリーランスとして独立」する方法を発信

-ブログの書き方