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簡単な自己紹介
海外の不動産に投資するための方法の1つが、クラウドファンディングサービスの利用です。
現在、さまざまなクラウドファンディングサービスが提供されていますが、海外不動産や海外で不動産事業を行う企業を投資対象にした案件も増加してきています。
そこで今回は海外不動産に投資できるクラウドファンディングを紹介します。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
海外不動産投資ファンドの種類
海外不動産に投資できるファンドは、次の2種類です。
どちらも自分で不動産を買うよりはるかに低予算で投資できる、運用が楽で簡単、外国語は話せなくてもまったく問題ないといったメリットがあります。
なお、どちらの投資方法でも、不動産の所有権はありません。そのため「大家さんになりたい」という方には不向きですが、「簡単な方法で少額投資したい」という方にはおすすめです。
それぞれの特徴を確認していきましょう。
海外リート(投資信託)
海外リート(REIT)とは、投資対象が海外不動産の投資信託です。証券会社で口座開設をすると投資できます。そもそも投資信託とは、大勢の投資家が出し合ったお金でひとつのファンドを作り、集めた資金をもとにプロが世界中の株・債券・不動産などに投資する金融商品のこと。
どの株や債券にいつ投資すればいいか分からなくても、プロが銘柄や売買のタイミングを考えて運用してくれるので、初心者でも手軽に投資が始められます。投資家にはファンドの運用益が分配される仕組みです。
投資信託では、ファンドごとに投資対象が「全世界株」「国内株」「米国株」「国内債券」などと決まっています。リートでは、投資対象が「不動産」限定です。
リートの中でも日本国内の不動産に投資するファンドは「J-REIT」や「国内リート」、海外の不動産に投資するファンドは「海外リート」と呼び分けられます。
実際の不動産投資はすべてプロにお任せできるため、どの不動産を投資用に買うか考えたり、管理会社を選んだりする必要は一切ありません。決まったファンドに100円程度から積み立てで投資することもできるため、始めるハードルが低い方法です。
海外不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングとは、2018年頃から登場した、新しい不動産投資の方法です。海外不動産クラウドファンディングを実施している会社の専用サイトで会員登録すると、プロジェクトに参加できます。
まず不動産投資をおこなっている会社が自社のサイトで、「この投資用物件に1口1万円or10万円から出資しませんか」というプロジェクトの募集を、想定利回りとともに掲載します。
個人はその募集を見て、参加したいプロジェクトに出資し、不動産投資の運用成果に応じた利益を受け取れる仕組みです。
海外リート(投資信託)と同じく、投資家は「出資するだけ」で海外不動産投資ができます。自分で入居者を募集したり、不動産の修繕をしたりする必要はありません。
海外リート(投資信託)では、「どの国の不動産に投資するか」程度までしか選べませんが、海外不動産クラウドファンディングなら「どのホテルやマンションに投資するか」まで細かく選べるという違いがあります。
海外リートと海外不動産クラウドファンディングのどちらがおすすめ?
以上のように、海外リート(投資信託)と海外不動産クラウドファンディングには、それぞれメリット・デメリットがあります。
「結局どっちがおすすめなの?」と混乱してきた方も多いでしょう。
そこでここでは、海外リート(投資信託)がおすすめな人の特徴と、海外不動産クラウドファンディングがおすすめな人の特徴を紹介します。
海外リート(投資信託)がおすすめな人
- 数年~数十年かけてじっくり長期投資したい
- 稼ぎ方が確立されているような投資方法を選びたい
- 分散投資がしたい
海外リート(投資信託)は長期投資を前提としています。そのため日々の値動きに一喜一憂せず、じっくり取り組みたい方におすすめです。
また海外不動産クラウドファンディングよりずっと歴史が長いので、「多くの投資家に選ばれている方法がいい」「情報収集しやすい投資方法を選びたい」という方にも向いています。
ひとつのファンドで分散投資ができる点も、海外リートの魅力です。
海外不動産クラウドファンディングがおすすめな人
- 数カ月~2年程度の期間で運用したい
- 新しい投資方法に興味がある
- ある程度のリスクを取って高いリターンを狙いたい
海外不動産クラウドファンディングは、やや短めの期間で取り組みたい方におすすめです。まだ新しい投資方法なので、情報が不足しており、リスクは海外リートより高めだといえます。
しかし高利回り案件が多いため、ある程度のリスクは許容して大きなリターンを狙っていきたいなら、チャレンジしてみるといいでしょう。
海外不動産に投資できるクラウドファンディング3選
前提知識を踏まえていただいた上で、海外不動産に投資できるクラウドファンディングを厳選して紹介します。
①TECROWD(テクラウド)|新興国のオフィスビルやレジデンスへの投資に強い
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 海外・新興国の不動産を取り扱っている
- 優先劣後方式を採用している
- 平均9.2%以上と利回りが高い
- 為替変動によるリスクに強い
- 手続きはすべてネットで完結
『TECROWD』では、経済発展の著しい新興国のオフィスビルやレジデンス、国内の障がい者を対象とした集合住宅を取り扱っています。新興国では著しい経済成長が見られるので、市場成長や高い配当が期待できます。
ファンドの対象となる不動産は、運営会社であるTECRA株式会社が建設・監修を担っており、新興国の富裕層向け高級住宅や複合商業型オフィスビルが主で、利回りの高いファンドが多いです。
海外の不動産に投資するデメリットの1つに、不動産の建設や管理が不透明である点が挙げられますが、TECROWDでは建築業や海外開発業を行う日本の運営会社が施工や監修、建設を行うので、高い品質管理が実現できています。
TECROWD(テクラウド)はこんな人におすすめ
- ハイリターンの不動産クラウドファンディングに参加したい
- 新興国の不動産開発案件に参加したい
- 需要が高い国内の障がい者を対象とした集合住宅に投資したい
- 優先劣後システムを採用している不動産クラウドファンディングに参加したい
- 不労収入を得たい
TECROWD(テクラウド)の基本情報
運営会社 | TECRA株式会社 |
想定利回り | 7~11% |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 |
4~30ヶ月 |
主な投資先 | マンション / ビル / グループホーム |
メリット | 海外・新興国の不動産を取り扱っている 優先劣後方式を採用している 利回りが高い 為替変動によるリスクに強い |
デメリット | カントリーリスクがある 最低投資額が1口10万円と比較的高い 元本や分配金の保証がない |
TECROWD(テクラウド)の口コミ・評判
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TECROWD(テクラウド)の評判は?口コミ・元本割れのリスクを評価
②クラウドクレジット|新興国のベンチャー企業に投資できる
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 最低1万円からの少額で投資できる
- 投資した後は何もしなくて良い
- 世界各国のファンドを取り扱っており社会貢献ができる
- 4%〜12%程度の高い利回り
- 運営会社の信頼性が高い
『クラウドクレジット』は、海外投資案件に特化したソーシャルレンディングサービスで、新興国のベンチャー企業にソーシャルレンディングの仕組みを用いて投資できます。
1万円からの少額で投資をスタートでき、想定利回りは4%〜9.3%とかなり高い水準です。外貨建ての案件にも投資できます。
クラウドクレジットでは、単なる貸付け事業に留まらず、社会的な課題解決を行う企業への融資を積極的に行う社会インパクト投資という取り組みも行っています。
北南アメリカ・ヨーロッパ・アフリカ・中東など、世界各国のファンドを取り扱っており、円だけでなくドルやユーロなど外貨建ても可能です。
高度経済成長のステージにあり資金需要が高いベンチャー企業への投資案件が多いので、ミドルリスクハイリターンを狙いたい人はぜひチェックしてみてください。
クラウドクレジットはこんな人におすすめ
- ミドルリスクハイリターン(4%〜12%)の投資先を探している
- 新興国のベンチャー企業に投資したい
- 外貨建てのファンドに投資したい
- 一口1万円の少額からクラウドファンディングに参加したい
- 有名で大きな不動産開発案件に参加したい
クラウドクレジットの基本情報
運営会社 | クラウドクレジット株式会社 |
想定利回り | 4%〜9.3% |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 |
7ヶ月〜19ヶ月 |
実績総数 | 5万名 |
メリット | 最低1万円からの少額で投資できる 投資した後は何もしなくて良い 世界各国のファンドを取り扱っており社会貢献ができる 4%〜12%程度の高い利回り 運営会社の信頼性が高い |
デメリット | 外貨建てのファンドは為替の影響を受ける可能性がある 預託金の預かり期間が決まっている 元本割れを起こすリスクがある |
クラウドクレジットの口コミ・評判
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クラウドクレジットの評判は?口コミ・運用実績・貸し倒れのリスクを評価
③クラウドバンク|融資型クラウドファンディング応募総額が業界トップクラス
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 1,000円から取引可能な金取引サービスも提供
- 幅広いジャンルのファンドに分散投資できる
- 審査や担保などリスク対策が図られている
- サービス開始後の元本回収率100%
- 利回りの水準は5%~7%
『クラウドバンク』は、2013年にサービスが開始された融資型クラウドファンディングです。ソーシャルレンディング事業者の中でも運営実績が長く、取り扱いファンド数などの点において大きなアドバンテージがあります。
幅広いファンドに投資することが可能で、厳正な審査に通過したファンドのみ公開されているので安心して投資を行えます。
実績平均利回りは5.8%と安定したリターンを期待できますし、1万円からの少額で投資をスタートできるので、自己資金が少ない方にもおすすめです。
一般的なソーシャルレンディングサービスにおいては、特定ジャンルのファンドだけを取り扱っているケースが多いですが、クラウドバンクでは不動産事業や太陽光発電、バイオマス、中小企業支援など様々な投資ファンドを取り扱っています。
リスクを分散したい方にはクラウドバンクはおすすめですよ。
クラウドバンクはこんな人におすすめ
- 1口1万円の少額からクラウドファンディングに参加したい
- ローリスクミドルリターン(5.8%)の投資先を探している
- 運営元が信用できるソーシャルレンディングを探している
- 運用期間が短く(1年以内)資金の流動性が高い案件に投資したい
- 元本割れのリスクが低い投資商品を探している
クラウドバンクの基本情報
運営会社 | 日本クラウド証券株式会社 |
想定利回り | 5.8% |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 |
5ヶ月〜25ヶ月 |
応募総額 | 2,000億円以上 |
メリット | 1口1万円からの少額で投資できる 1000円から取引可能な金取引サービスも提供 幅広いジャンルのファンドに分散投資できる 審査や担保などリスク対策が図られている サービス開始後の元本回収率100% 利回りの水準は5%~7% |
デメリット | 元本割れを起こすリスクがある 途中解約や売却ができない 予定より早めに償還されることがある |
クラウドバンクの口コミ・評判
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クラウドバンクの評判は?口コミ・運用実績・元本割れのリスクを評価
以上、海外不動産に投資できるクラウドファンディングでした。
もし上記以外にの不動産クラウドファンディングに興味がある方は、下記の記事でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
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不動産クラウドファンディングおすすめ比較ランキング12選【口コミ・評判あり】
海外不動産クラウドファンディングの選び方
ここでは、海外不動産クラウドファンディングの選び方を解説します。
①案件の規模・応募倍率
不動産クラウドファンディングは、1,000万円程度のマンションの一室や数億円規模の大型物件など、ファンドの募集金額の幅がかなり広いです。
規模が大きい案件ほど参加しやすく人気が高くなる傾向にあり、ファンドによっては応募開始から数分で募集終了するものもあります。中には、応募率800%を超えるファンドもあります。
先着順に加え、抽選制のファンドも提供されており、応募したからといって必ず投資できるわけではありません。時間をかけてファンドをリサーチしたのに、投資できない可能性がある点は注意が必要です。
②利回り・運用期間
初心者は「当然期待利回りが高いプロジェクトを狙ったほうがいい」と考えがちですが、そうではありません。田舎もしくは築古の物件で安く買えるがために、高利回りになっているケースもあります。
単純な利回りの高さだけではなく、すぐに借り手が見つかりそうな都市部の案件か、周囲の利便性はどうかといったポイントも確認しましょう。海外不動産投資では、現地の事情や文化をよく知らずに物件を選んでしまって稼げないという失敗がありがちです。
海外不動産クラウドファンディングでは海外リートと違って、投資する物件は自分で選ぶ必要があります。総合的な要素から、投資すべきプロジェクトか判断しましょう。
③案件数が多いサイトか
海外不動産クラウドファンディングでは、案件の募集数が多いサイトを利用するといいでしょう。
海外不動産クラウドファンディングはすぐに応募枠が埋まってしまい、投資したくてもなかなかプロジェクトに参加できないということもあります。
プロジェクトの募集を頻繁におこなっているサイトなら、参加できる可能性が高まりますよ。
海外不動産クラウドファンディングのメリット
続いて、海外不動産クラウドファンディングのメリットを紹介します。
①利回りが高い案件が多い
海外不動産クラウドファンディングでは、出資者を募っているプロジェクトごとに、想定利回りが提示されています。
プロジェクトの実施会社にもよりますが、この想定利回りは、かなり高めに設定されているプロジェクトが多いです。
たとえば海外不動産クラウドファンディングサービスのTECROWDは、なんと11%もの高利回り案件を募集していたことがあります。特にその会社の1本目のプロジェクトは高利回り案件である場合が多く、狙い目といえるでしょう。
②1口1万円の少額から投資できる
海外不動産クラウドファンディングでは、「1口○万円」という形で出資します。ほとんどの海外不動産クラウドファンディングサービスで、1口1万円もしくは10万円から出資可能です。
海外不動産投資は国内不動産投資よりローンの金利が高かったり、借り入れできる金額が少なかったりするため、現金で購入できるお金持ち向けの投資方法だといわれています。
しかし海外不動産クラウドファンディングサービスを利用すれば、少額の元手で簡単に始められますよ。
③元本割れリスクが低く市場価格の変動リスクがない
海外不動産の運用中に損失が出た場合、運用会社が出資して補填してくれます。そのため元本割れリスクがおさえられている点も、海外不動産クラウドファンディングのメリットです。
また不動産自体の資産価値低下は起こりえますが、投資信託と違って、市場価格の変動リスクがありません。
海外不動産クラウドファンディングのデメリット
一方で、デメリットは下記の通りです。
①想定利回り通りに運用できるとは限らない
海外不動産クラウドファンディングは高利回り案件が多いと紹介してきました。しかし各社が提示している利回りは、あくまで想定の数値です。
実際は空室期間が長引いてしまい、期待通りに収益が得られない可能性もあります。特に田舎・築古の不動産は、購入価格が安いので、想定利回りが高く設定されがちです。
しかし田舎・築古といった条件だと借り手がつきにくいため、空室リスクも高いと思っておくべきでしょう。
②海外不動産の取り扱いがあるクラウドファンディングは少ない
海外不動産クラウドファンディングがマイナーな投資方法なのは、そもそも海外不動産を取り扱っている不動産クラウドファンディングサービスそのものが少ないからです。
限られた不動産クラウドファンディングサービスの中から選ばなくてはならず、参加できるプロジェクトも限られています。「参加したいと思えるプロジェクトが見つからない」「投資したい国やエリアのプロジェクト募集がない」といった可能性も高いです。
③途中解約ができない場合もある
海外不動産クラウドファンディングでは、途中解約ができない場合もあります。また、途中解約には手数料がかかるというケースも。
「失敗した」と思っても簡単にやめられない点は、海外不動産クラウドファンディングのデメリットです。
まとめ:海外不動産クラウドファンディングでどんな案件があるのかをチェック
海外不動産投資ができるおすすめのファンドを紹介してきました。
海外リート(投資信託)でも海外不動産クラウドファンディングでも、少額投資が可能です。分散投資がしたい人は海外リート、特定の好きな不動産を選んで投資したい人は海外不動産クラウドファンディングを選ぶといいでしょう。
またファンド選びでは、運用コストの安さも重要です。ファンドを通じて少額海外不動産投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。