こんにちは『ぬの』です。Webマーケターとして2年間のフリーランスを経て、現在はWebマーケティング支援に特化したIT企業を経営しています。
THE NUNOBLOGでは、「全方位のWebスキル習得をサポート」というコンセプトのもと、「マーケティング・ライティング・デザイン・プログラミング・動画編集」を中心に、Webスキルの習得方法を発信しています。
IT業界で活躍している「マーケター、デザイナー、エンジニア、動画クリエイター」で20名程のフリーランスチームを組んでおり、Webスキル習得後の「IT業界への転職」や「フリーランスへの独立」も支援しています。
簡単な自己紹介
ソーシャルレンディングはオンラインで少額から簡単に始めることができ、高い運用益も狙える投資手法です。
ただ、そんな安定性の高いソーシャルレンディングですが、僕みたいに不安要素を極力排除したいので、上場企業が運営している安心できるサービスを利用したいと思う方もいると思います。
そこで今回は上場企業が運営しているソーシャルレンディングを紹介します。
※本コンテンツはプロモーション(PR)を含みます。また、詳しい最新情報に関しては必ず公式サイトをご確認ください。料金は特段の表示がない限りは全て税込表記です。
ソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)とは?
ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの種類の1つで、インターネット上で不特定多数の投資家から資金を募り、資金を必要としている事業者(借り手)に貸し付けるサービスです。
融資型クラウドファンディングとも言われます。
投資家は、資金需要者から運営会社に支払われる貸付利息をもとに配当を受け、運用が終了すると元本が返還されます。不特定多数の投資家から資金を集めて、最低成立金額に達した場合に企業に融資を行う、というものになります。
大手企業運営のソーシャルレンディング5選【上場企業グループ含む】
早速、大手上場企業が運営しているソーシャルレンディングを紹介します。
おすすめの大手上場企業が運営しているソーシャルレンディングは下記の通りです。
①AGクラウドファンディング|貸金業で実績あるアイフルグループが運営
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 東証プライム上場のアイフルグループ運営
- 貸金業での実績が豊富で信頼性が高い
- 1円からの少額で投資できる
- スマホで最短当日に投資できる
- 法人でも利用可能
『AGクラウドファンディング』は、アイフルグループの傘下であるAGクラウドファンディング株式会社が運営するソーシャルレンディングサービスです。
AGクラウドファンディングが募集・運用しているファンドはすべてアイフルグループへの融資になるため、貸し倒れや延滞のリスクが低いです。
また、アイフルは東証プライムに上場しているため、業績を四半期ごとに公表します。そのため、常に自分が融資したファンドがうまく行っているかどうか確認することができます。
業績が黒字であれば、倒産するリスクは低く、延滞や貸し倒れを起こしにくいため、運用期間が終わればきちんと融資した資金が戻ってきます。
AGクラウドファンディング株式会社の親会社は、長年の貸金業で培ったノウハウを生かしてソーシャルレンディングサービスを提供しています。
ソーシャルレンディングは、企業が倒産すると貸し倒れになるため元本保証はありません。そのため、事業者の資金回収能力や、投資先の選定基準が重要になります。
その点、AGクラウドファンディングは親会社が貸金業の豊富なノウハウと実績を持つアイフルであり、その経験を活かして運営されているため大きな信頼感があります。
1円からの少額で投資ができ、スマホさえあれば最短即日で投資することが可能です。審査も最短即日で結果が出るので、申請したその日に投資をスタートすることが可能です。
AGクラウドファンディングはこんな人におすすめ
- 1口1円の少額からソーシャルレンディングを利用したい
- ローリスクの投資先を探している
- 運営元が信用できるソーシャルレンディングを探している
- 運用期間が短く資金の流動性が高い案件に投資したい
- 元本割れのリスクが低い投資商品を探している
AGクラウドファンディングの基本情報
運営会社 | AGクラウドファンディング株式会社 |
想定利回り | 0.98%〜6.0% |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 |
6ヶ月〜18ヶ月 |
特徴 | 東証プライム上場のアイフルグループ運営 貸金業での実績が豊富で信頼性が高い スマホで最短当日に投資できる 法人でも利用可能 |
AGクラウドファンディングの口コミ・評判
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AGクラウドファンディングの評判は?口コミ・元本割れのリスクを評価
②クラウドバンク|ソーシャルレンディング応募総額が業界トップクラス
おすすめ度: 5.0
おすすめポイント
- 1000円という少額で取引可能な金取引サービスも提供
- 幅広いジャンルのファンドに分散投資できる
- 元本回収リスクの対策が徹底されている
- サービス開始後の元本回収率100%
- 利回りの水準は5%~7%と高い
『クラウドバンク』は、日本クラウド証券株式会社が運営するソーシャルレンディングです。運営会社は、国の定める「第一種金融商品取引業者」として認定されており、財務局や証券取引等監視委員会からの厳しい審査をクリアした上で運営されているので安心できると言えます。
1口1万円からの少額で投資が可能で、余剰資金の乏しい方や、学生や主婦の方でも参加しやすい金額設定になっているため、投資に興味がありつつも初期投資の大きさがハードルになっていたという方も参加しやすいのが特徴です。
投資できるファンドは「不動産事業」・「太陽光発電」・「バイオマス」・「中小企業支援」と幅広く、分散等投資することがで、限りなくリスクを軽減できるので、安定したポートフォリオを組みたい方は、クラウドバンクを利用してみることをおすすめします。
利回りは平均5.87%と他社と比較しても高いですが、その一方で、投資家のリスクヘッジ対策もしっかりしており、サービス開始以来、元本回収率100%を維持しています。そのため、ローリスクミドルリターンの安定した投資を行いたい方におすすめできます。
また、最低1,000円から取引できる「純度 99.99%以上の金地金」にも投資でき、これは他社にはない取組みなので、株などの相場の下落局面に強く、経済環境の悪化や世界的な政情不安、紛争などの有事に備えたリスクヘッジ手段として活用したい方は、ぜひ登録してみてください。
クラウドバンクはこんな人におすすめ
- 1口1万円の少額からクラウドファンディングに参加したい
- 利回りが高い(5.8%)の投資先を探している
- 運営元が信用できるソーシャルレンディングを探している
- 運用期間が短く資金の流動性が高い案件に投資したい
- 元本割れのリスクが低い投資商品を探している
クラウドバンクの基本情報
運営会社 | 日本クラウド証券株式会社 |
想定利回り | 5.8% |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 |
5ヶ月〜25ヶ月 |
特徴 | 1000円という少額で取引可能な金取引サービスも提供 幅広いジャンルのファンドに分散投資できる 元本回収リスクの対策が徹底されている サービス開始後の元本回収率100% 利回りの水準は5%~7%と高い |
クラウドバンクの口コミ・評判
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クラウドバンクの評判は?口コミ・運用実績・元本割れのリスクを評価
③バンカーズ|多彩なテーマでファンドを選べ5段階評価でリスクを開示
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 1口1万円からの少額で投資できる
- セイムボート方式を採用している
- 予定分配率は2%~5%
- 金融のプロ集団が在籍していて融資経験が豊富
- リスク開示と監視の徹底
『バンカーズ』は2020年にサービスを開始し、最近注目が集まっているソーシャルレンディングサービスです。1万円からの少額で投資でき、オンライン完結で気軽に投資することができます。
バンカーズでは、銀行、証券会社、ベンチャーキャピタル、ノンバンク、ネット金融などあらゆる金融の経験者が集結しています。そして、運営会社の親会社の会長は、三菱東京UFJ銀行の元代表取締役です。
また、株式会社バンカーズの前身は、貸金業の経験も豊富であり、借り手の信用力や融資に関する高いノウハウを有していることが伺えます。
また、セイムボートという出資方式を採用しており、企業に提供する資金の一部を事業者(バンカーズ)も出す出資方式のことです。簡単に言うと、親会社が個人投資化と同じようなリスクを負うということです。
企業へ資金提供後に損失が生じた場合、投資家だけではなく事業者も不利益を受けることになるため、事業者による案件の絞り込みもより慎重になります。
利回りは、無事に完済すれば予定分配率2~5%程度です。申込手数料は無料で、口座開設や管理に関する手数料も発生しません。そのため、余計なコストをかけずに投資を始めることができます。
バンカーズ独自のリスク分析指標に則り、リスクを5段階評価で明確に開示し、融資実行後も継続的なモニタリングを行っています。投資先も公開しており、透明性を担保しているので、少しでも気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
バンカーズはこんな人におすすめ
- 1口1円の少額からソーシャルレンディングを利用したい
- ローリスクミドルリターンの投資先を探している
- 運用期間が短く資金の流動性が高い案件に投資したい
- 元本割れのリスクが低い投資商品を探している
- 投資に関するある程度の知識がある人
バンカーズの基本情報
運営会社 | 株式会社バンカーズ |
想定利回り | 1.86%〜6% |
最低投資金額 | 1万円 |
運用期間 |
6ヶ月〜12ヶ月 |
特徴 | セイムボート方式を採用している 予定分配率は2%~5% 金融のプロ集団が在籍していて融資経験が豊富 リスク開示と監視の徹底 |
バンカーズの口コミ・評判
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バンカーズの評判は怪しい?口コミ・運用実績・貸し倒れのリスクを評価
④Funds|上場企業の案件が多く優先招待などの独自サービスあり
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- ファンズ優待が提供されている
- 上場企業の案件が多い
- 厳しい審査が行われているので安全性が高い
- サステナブル投資やESG投資ができるファンドもある
- 応募方法は2タイプから選べる
『Funds』は、ファンズ株式会社が運営するソーシャルレンディングです。1口1円からの少額で投資でき、オンライン完結なので、仕事が忙しい方でも気軽に投資をすることができます。
案件は財務状況などを踏まえて厳しい審査をクリアした上場企業の案件が多いです。上場企業は「財務状況を開示する義務」があり、透明性が高いため、財務状況を確認しつつ客観的な投資が可能です。
しかも、Fundsでは、弁護士や公認会計士、株式アナリストなど金融商品のプロで構成された審査部門を編成。ファンド独自の厳しい審査をクリアしないと、ファンズに参加できない仕組みとなっています。
厳正な審査で選定した案件なので、投資初心者の方でも安心して投資を行うことができます。
また、Fundsの貸付投資では、借り手企業からの返済時の利息に加え、クーポン券やイベントの優先招待などの優待サービス「Funds優待」が提供されるファンドも存在します。
過去には、「大阪王将店舗で使える投資家特別割引券」や、「極楽湯RAKU SPAファンドの一部店舗で使える20%オフ優待」、「TRADファンドのホテルトラッド博多の宿泊費割引券」など、多数の優待が用意されていました。
ファンドの応募方法としては「先着方式」と「抽選方式」の2タイプが用意されているため、先着方式での応募に出遅れた場合でも抽選方式で申し込めるチャンスがあるため、ぜひ投資に参加してみてください。
Funds(ファンズ)はこんな人におすすめ
- 運営元独自のファンズ優待を使いたい
- ローリスクの投資先を探している
- 運営元が信用できるソーシャルレンディングを探している
- 運用期間が短く資金の流動性が高い案件に投資したい
- 元本割れのリスクが低い投資商品を探している
Funds(ファンズ)の基本情報
運営会社 | ファンズ株式会社 |
想定利回り | 1%〜3% |
最低投資金額 | 1円 |
運用期間 |
6ヶ月〜36ヶ月 |
特徴 | ファンズ優待が提供されている 上場企業の案件が多い 厳しい審査が行われているので安全性が高い サステナブル投資やESG投資ができるファンドもある 応募方法は2タイプから選べる |
Funds(ファンズ)の口コミ・評判
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Funds(ファンズ)の評判は?口コミ・安全性・貸し倒れのリスクを評価
⑤LENDEX(レンデックス)|不動産・医療関連ファンドに強い
おすすめ度: 4.5
おすすめポイント
- 6~10%を越える高利回りのファンドが多い
- 東急リバブルの査定結果を利用している
- 毎月分配金が入金される
- 担保・保証付きの案件が多い
- 貸し倒れ(延滞や遅延)を起こしたことがない
『レンデックス』は、株式会社LENDEXは主に不動産関連のファンドに強いソーシャルレンディングサービスです。2万円からの少額で投資をスタートでき、1年以内のファンドが多く短期集中で投資をすることが可能です。
不動産評価額の査定は、大手不動産会社の東急リバブルに依頼しており、外部に依頼しているため透明性が高く、誤った評価がでる可能性は非常に低いです。不動産評価額を自社と他社でダブルチェックしているのは大きなメリットだと思います。
想定利回りは、年利6%〜10%で設定されており、融資型クラウドファンディングでは4%前後の利回りのファンドが多いため、レンデックスは平均相場と比較すると高利回りと言えます。さらに、中には10%をこえるファンドを組成する機会もあり、利回りを重視したい方から絶大な人気を誇っています。
しかも、レンデックスのファンドに投資をすると、しっかりと毎月分配金が入金されます。
他社のソーシャルレンディングだと、元本償還時に一括で分配金が入金されるケースも多いので、レンデックスのファンドに投資をすると、毎月入金された分配金をさらに投資に回すことで、複利の恩恵を存分に受けられます。投資計画も立てやすいでしょう。
また、保証付き案件や不動産担保付き案件もあるのでリスクを抑えて投資することができ、サービスが開始してから現時点までで、貸し倒れ(延滞や遅延)を起こしたことがありません。
LENDEX(レンデックス)はこんな人におすすめ
- 平均利回りが高いファンドに投資したい
- 少ない金額で投資を始めてみたい
- 投資リスクが少ないファンドに投資したい
- 一口2万円の少額からソーシャルレンディングに参加したい
- 投資に関するある程度の知識がある人
LENDEX(レンデックス)の基本情報
運営会社 | 株式会社LENDEX |
想定利回り | 6%〜10% |
最低投資金額 | 2万円 |
運用期間 |
8ヵ月〜12ヶ月 |
特徴 | 東急リバブルの査定結果を利用している 毎月分配金が入金される 担保・保証付きの案件が多い 貸し倒れ(延滞や遅延)を起こしたことがない マネーフォワードMEと連携開始 |
LENDEX(レンデックス)の口コミ・評判
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LENDEX(レンデックス)の評判は?口コミ・危ない・貸し倒れリスクを評価
大手企業運営のソーシャルレンディングの選び方のポイント
ここでは、ソーシャルレンディングを選ぶポイントを解説します。
①ファンドの種類と応募できる規模
サービス事業者が取り扱っている案件の種類、投資先の企業の特徴は重要なポイントです。数あるソーシャルレンディングの中には下記のような多ジャンルに投資することが可能です。
- 株式
- 不動産
- 海外ファンド
- 非営利案件
どの種類がリスクが低く儲かる投資とは一概に言えません。上場企業、中小企業、ベンチャー企業など投資先の経営状況によっても案件のリスクは左右されます。そのため、初心者の内は、あなたがある程度の知識があるジャンルから始めてみることをおすすめします。
また、ソーシャルレンディングはとても人気があるため、1分足らずでファンドが完売することもよくあります。そのため、ファンドの募集金額が少ないと、たとえ月に何度も募集があっても毎回一瞬で埋まってしまい、応募ができないという問題が解決しません。
そのため、サービス会社を選ぶ際は、扱うファンドの規模を確認することをおすすめします。
②利回りの高さと運用期間
ソーシャルレンディングでは案件ごとに「利回り」と「運用期間」が設定されています。
サービス会社には、最低でも金利5%以上のファンドしか募集しない会社もあれば、2〜3%のファンドしか募集していない会社もあります。
ちなみに、利回りには下記の3つの種類があるため、覚えておきましょう。
- 予定利回り(想定・期待利回り)
→出資者に対して配分される割合をあらかじめ予定されてもの - 表面利回り
→投資した金額に対して、1年間で得られる収入がいくらかを計算した割合 - 実質利回り
→投資した金額以外にも発生する諸経費や維持費を含めて、1年間で得られる収入を計算した割合
ソーシャルレンディングでは、「③実質利回り」を気にする必要はあまりありません。基本的には①予定利回りをチェックしておけばOKです。
金利を低くしてでも安全性に力を入れている会社もありますが、「リスクとリターンのバランスがきちんと取れているか」は投資家として必ず確認しましょう。
③貸し倒れ・元本割れのリスク
ソーシャルレンディングに限らず、投資全般に言えることですが、元本割れや償還遅延などのリスクはあります。事業者や案件を選ぶ際は、以下のようなリスクヘッジや体制に着目しましょう。
また、ソーシャルレンディングでは募集されるファンドに元本保証があるわけではありません。何らかの要因により投資対象先の評価額が下落して、それが劣後出資部分を超えると投資家の元本が減ります。
元本割れを起こしても、ソーシャルレンディングの運営サイトでは補填してくれません。ただ、出資法によって元本や配当の保証は禁止されています。
そのため、質の高い案件が多く、倒産リスクが低い運営会社を選ぶことも重要です。安心して投資を行いたい人は、運営会社の実績や信頼性をしっかりと確認してから投資を検討することをおすすめします。
大手上場企業が運営しているソーシャルレンディングのメリット
ここでは、大手上場企業が運営しているソーシャルレンディングのメリットを解説します。
①倒産よる元本割れのリスクが低い
上場企業や上場企業のグループ企業が運営しているソーシャルレンディングは、運営会社の倒産による元本割れの可能性が非上場の会社に比べて低いです。
厳しい基準をクリアして証券取引所に上場しているので、非上場企業と比較すると、財務状況に余裕があり倒産リスクは低いと言えるでしょう。
ただしソーシャルレンディングは国土交通省から事業の認可を得る際に資本金1億円以上など、人的・資本的体制について厳しい審査が行われます。
そのため非上場の運営会社であっても財務状況については一定の信頼性は担保されており、どの事業者も安心して出資できる環境にあります。
②IR情報を確認できるので経営状況を把握しやすい
上場企業は、ホームページでIR情報が公開されているため、経営状況や財務状況を把握しやすいメリットがあります。
ソーシャルレンディングでは投資家は少なくない資金を運営会社に預ける形となるので、運営会社の経営状況をしっかり数字で把握できるのは安心感に繋がります。
③安定性の高いファンドに投資できる
大手上場企業やそのグループ会社が運営するソーシャルレンディングでは、その会社ならではの信頼性・安定性の高いファンドを多く扱っています。
不動産で言えば、自社開発・自社保有物件ゆえにどこよりも詳細な情報を保有していますし、運用もしっかり利益の出る形で行われます。
こうした自社開発・運用のファンドは投資家にとってはリスクの低い安定した投資対象となるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
個人レベルでは上記のような大型案件に投資することはできませんので。
大手上場企業が運営しているソーシャルレンディングのデメリット
一方で、大手上場企業が運営しているソーシャルレンディングのデメリットは下記の通りです。
①想定利回りは非上場の運営会社より低い傾向
投資対象としての安定性が高い大手・上場企業のソーシャルレンディングですが、非上場企業の運営と比較して唯一劣るのが想定利回りが低い点です。
ソーシャルレンディングの利回りは約4~5%程度になります。その中でも、利用するサービスや投資する不動産の種類によっても利回りは変化しますが、目安として利回り5%以上は高いと覚えておきましょう。
その中で、非上場のソーシャルレンディングでは年率10%の想定利回りを出しているファンドもあります。一方、大手・上場企業運営のソーシャルレンディングでは年率3%〜5%程度と相場通りになっていることが多いです。
とはいえ、その他の投資案件と比較すると、ソーシャルレンディングの安全性は群を抜いていますし、FXや仮想通貨、株の信用取引などの投機的な取引に比べると元本を毀損するリスクは低く、運営会社が上場・非上場どちらであっても低リスクな金融商品です。
しかも、ソーシャルレンディングの最大の魅力は少額で多くの商品に分散投資できることです。そのため、高利回りを求める方は、大手上場企業の案件に申込み、安全性を確保しつつ、高利回り案件を扱っている非上場企業の案件にも並行して投資しておくと良いと思います。
②競争倍率が高いので申し込めないことも
ソーシャルレンディングは、気軽にどなたでも投資することが可能ですが、その反面、人気がありすぎるため投資したくてもできないことが多いです。
特に、上場企業のソーシャルレンディングは安定性が高いので、競争倍率が高く申し込めないことも多々あります。人気のサービスでは募集から1分足らずで応募上限が埋まってしまうことも多々あるため、投資する機会を逃してしまうことも珍しくありません。
投資できないまま現金で持っている期間は金利がゼロですので、投資効率も落ちてしまいます。この課題に対して、最近では先着順ではなく抽選方式のサービスも増えてきました。複数のサービスに登録しつつ、抽選でも応募していくことが成功させる秘訣となります。
まとめ:大手上場企業のソーシャルレンディングは信頼性抜群
今回は、大手上場企業のソーシャルレンディングを紹介しました。
主要なソーシャルレンディングを比較すると、出資者の安全性を高める優先劣後方式は採用していることや、1口1万円からの少額投資を可能にしている点はほぼ共通でした。ただし、優先劣後方式の出資割合は5%~30%と大きく幅があり、運営会社ごとの安全性への取り組みが反映されているので注意が必要です。
また、扱う物件の種類や数にも非常に差があり、長期運用か短期運用かも分かれています。現時点で多くの事業会社がクラウドファンディングについては発展途上ですが、総合的に満足できて、安心して投資ができるサービスをぜひ見つけてみてください。
最初の一歩としては、信頼性抜群の上場企業が運営しているソーシャルレンディングはおすすめです。登録自体は無料なので、ぜひ気軽に登録してどんな案件があるのかチェックしてみてくださいね。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。